糸島、人口は4%増なのに世帯は20%増。15校区で見えた意外な変化

この街、何が増えてる? 01 / ITOSHIMA

人口が減った校区でも、
世帯は増えていた。

「糸島は人が増えている」。その一言で、街の変化は語りきれるでしょうか。10年前と比べると、人口と世帯で、違う景色が見えてきました。

2015年12月末 → 2025年12月末 | 糸島市・住民記録

糸島市の人口

+4.0%

100,112 → 104,147人
10年間で+4,035人

糸島市の世帯数

+19.9%

39,640 → 47,537世帯
10年間で+7,897世帯

人口減・世帯増の校区

7 / 15

人口は7校区で減少
世帯数は15校区すべて増加

約5倍

世帯数の伸び率は、人口の約5倍。

人口は約4%。世帯は約20%。「何人住んでいるか」と「いくつの世帯で暮らしているか」は、違う変化を示します。世帯数は住宅の戸数ではありません。

同じ糸島でも、増え方は違う。

市全体では人口増。でも、二丈・志摩の人口はわずかに減少。世帯は3地区すべてで増えています。

前原地区

人口+6.1%

世帯+21.4%

二丈地区

人口-0.5%

世帯+17.7%

志摩地区

人口-1.3%

世帯+15.1%

両年12月末の公表値を比較。人口は日本人・外国人の合計。増減率は小数第1位まで表示。

人口と世帯を、切り替えてみる。

下の見出しを押して切り替え。15校区を増減率の高い順に並べました。左右の軸はどちらも −20%〜+40% です。

01 人口を見る — 増えた8校区、減った7校区
校区−20%0+40%増減率・増減数
前原南前原地区
+27.7%+2,460人
東風前原地区
+21.5%+1,766人
可也志摩地区
+8.4%+744人
前原前原地区
+7.8%+892人
雷山前原地区
+5.3%+201人
深江二丈地区
+4.7%+245人
加布里前原地区
+2.7%+195人
波多江前原地区
+1.6%+203人
一貴山二丈地区
-1.2%-43人
怡土前原地区
-6.0%-443人
福吉二丈地区
-6.6%-267人
南風前原地区
-8.0%-720人
引津志摩地区
-10.9%-594人
長糸前原地区
-11.8%-241人
桜野志摩地区
-13.9%-363人
02 世帯を見る — 15校区すべてで増加
校区−20%0+40%増減率・増減数
東風前原地区
+39.6%+1,324世帯
前原南前原地区
+35.4%+1,317世帯
一貴山二丈地区
+25.0%+343世帯
可也志摩地区
+23.2%+772世帯
前原前原地区
+21.6%+1,018世帯
雷山前原地区
+20.1%+296世帯
波多江前原地区
+19.0%+972世帯
深江二丈地区
+18.9%+398世帯
加布里前原地区
+15.4%+459世帯
南風前原地区
+12.0%+372世帯
福吉二丈地区
+9.9%+159世帯
怡土前原地区
+7.6%+219世帯
引津志摩地区
+6.6%+142世帯
長糸前原地区
+6.4%+51世帯
桜野志摩地区
+5.7%+55世帯

棒は増減率、右側は増減率と実数の変化。人口と世帯では順位が変わります。名称が同じ校区の各時点の公表小計を比較しており、境界変更等の遡及補正は行っていません。

南風は、人口−8.0%。
それでも世帯は+12.0%。

8,961人から8,241人へ。一方、世帯は3,109から3,481へ。人口だけを見ていると、世帯の変化を見落とします。

1世帯あたりは、
2.53人 → 2.19人。

市全体の人口÷世帯数で計算すると、暮らしの単位は小さくなっています。転入や単身化など、どの要因によるかはこの表だけでは分かりません。

この数字から、どこまで言える?

人口が増えたことと、世帯数が増えたことは、同じ出来事ではありません。商い、地域のつながり、生活サービスを考えるときは、両方を見ると街の変化を捉えやすくなります。

ただし、このデータだけで「一人暮らしが増えた」「移住者が増えた」「新築住宅が増えた」「店が増えた」とは断定できません。観光客数や新規出店数も集計していません。

出典・計算方法・元の数値を見る
  • 糸島市「住民記録による人口世帯調べ」。2015年の掲載ページ(Excel「27-12」)、2025年の掲載ページ(Excel「7-12」)。両年とも12月末現在。
  • 資料を直接開く:2015年Excel / 2025年Excel。
  • 人口は各表の「総数・計」。外国人住民を含みます。国勢調査人口とは定義・時点が異なります。
  • 増減率=(2025年の値÷2015年の値−1)×100。約5倍=世帯増減率÷人口増減率=約4.94倍(丸める前の値で計算)。人口・世帯そのものの倍率ではありません。
  • 1世帯あたり人員=市の総人口÷世帯数。2015年2.52552…人、2025年2.19086…人を小数第3位を四捨五入。
  • 各時点の公表区分を比較。校区境界・行政区再編の影響は補正していません。増減の理由や世帯類型の内訳は別の調査が必要です。
  • 公開・データ確認日:2026年10月23日。対象は比較条件を揃えた2015年末と2025年末の2時点で、現在の人口を示すものではありません。
各年12月末現在。人口は日本人と外国人の合計。
校区人口 2015人口 2025増減率世帯 2015世帯 2025増減率
波多江12,48212,685+1.6%5,1286,100+19.0%
東風8,2339,999+21.5%3,3424,666+39.6%
前原11,46712,359+7.8%4,7225,740+21.6%
前原南8,88811,348+27.7%3,7185,035+35.4%
南風8,9618,241-8.0%3,1093,481+12.0%
加布里7,2947,489+2.7%2,9743,433+15.4%
長糸2,0421,801-11.8%793844+6.4%
雷山3,8124,013+5.3%1,4711,767+20.1%
怡土7,3246,881-6.0%2,8753,094+7.6%
一貴山3,4733,430-1.2%1,3701,713+25.0%
深江5,2275,472+4.7%2,1102,508+18.9%
福吉4,0503,783-6.6%1,6051,764+9.9%
可也8,8239,567+8.4%3,3284,100+23.2%
桜野2,6112,248-13.9%9581,013+5.7%
引津5,4254,831-10.9%2,1372,279+6.6%

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